繊維筋痛症(前編)

最初の記事を何にしようかと考えましたが、日本全国で同じ病気で悩んでいる人が多いと思うので繊維筋痛症という不思議というか難病について私の実体験を書きます。

症状のみ書いていきますね。

ある時、夕飯を食べているとアゴが痛くなって口が半開きになってしまいました。よく美味しいものを食べるとほっぺが落ちそうな感じの痛みです。

 

その後食べ物を食べる度にアゴが痛くなり、行きつけの内科の先生に相談したところ「唾石症」ではないか?ということで国立病院に紹介状を書いてもらい検査をしましたが、アゴに石化したものもなく原因不明ということになりました。

 

その症状はその後1年以上続き悩んでいたいたのですが、ある時急に肩が動かなくなりものすごい痛みに襲われました。すぐに整形外科でMRIなどできる限りの検査をしましたがまったく原因がわかりません。もちろん痛み止めの薬ももらいましたが痛みは24時間続き動くことも睡眠をとることもできません。

 

自分でいくらネットで検索しても原因不明で何をしていいのかわからないし自殺したほうがマシだと思ったくらいです。3カ月以上我慢していましだがどうしても痛みを軽減したくてペインクリニックに行ってみました。その時初めて先生が「線維筋痛症」かもしれないと病名を口にしてくれました。検査内容は繊維筋痛症の特徴である痛点の検査、見事に全痛点が一致し「線維筋痛症」という病名をいただきました。

 

治療前でしたが、原因不明の痛みよりちゃんとした病名があっとことがうれしかったことを思い出します。

 

ただ先生から言われたのは「線維筋痛症」の薬はない。原因はわからない。治療と言っても痛み止めの経口薬か、痛み止めの注射しかない。国の難病指定にもなっていないと告げられました。あまり覚えていませんが先生はブロック注射とかモルヒネとか言ってました。

 

それから7年経ちますが、経口薬を毎日欠かさずに飲みながらも痛い場所は日変わりで襲ってきます。ある時は急に筋肉が固まってボディービルダーみたいに膨れ上がったり、体に鉄でも埋め込んでいるようにカチカチになったりもします。

 

原因不明の痛みに悩んでいる方に少しで情報を出せればよいかと思います。

後編は線維筋痛症との付き合い方について書こうと思います。